COE(カップオブエクセレンス)とは?

COE(カップオブエクセレンス)とは?

COE(カップオブエクセレンス)とは?

「COE」はコーヒー豆の品質を競うコンテスト

COEとはアメリカのNPOである「ACEアライアンス フォー コーヒー エクセレンス~が主催して行うコーヒー豆品質を競うコンテストで、毎年開催国ごとに開催されます。コーヒー業界の中のアカデミー賞とも例えられ、選び抜かれたコーヒー豆は世界中のコーヒーファンから注目されます。

「COE」コンテストの流れ

基本的には毎年の各開催国にて、数段階の厳しい審査を通過したコーヒー豆の中から最終的に国際審査員が選び出した「本年度の優秀なコーヒー豆」がCOE(カップオブエクセレンス)を冠することができ、受賞したコーヒー豆はインターネットオークションで競売にかけられ最高額を提示したバイヤー、ロースターなどの業者が該当豆の本年度の生産分を購入する形になります。

国際審査員には日本からも毎年多くの方が参加しています。

「COE」の意義

一般的にコモディティコーヒーと呼ばれる産地規格で流通する汎用のコーヒー豆は、ニューヨーク市場の価格で相場が決まります。
しかしCOEで選出されオークションで高額で落札された生産者は、その落札価格のほとんどを得ることができるため、生産者にとってはコーヒーの品質を向上させることによって多くの利益を得ることができる。小規模な農園でもCOEを受賞できるようなコーヒー豆の生産ができれば世界的に多くのバイヤーから注目され、継続的な利益も見込めるため業界全体の品質向上につながります。

「COE」開催国

COE開催国は2018年現在で11ヵ国

ブラジル(ナチュラル/パルプトナチュラル)」「ブルンジ」「コロンビア」「コスタリカ」「エルサルバドル」「グァテマラ」「ホンジュラス」「メキシコ」「ニカラグア」「ルワンダ」「ペルー
※ブラジルは精製方法の違いで2部門に分かれます(ナチュラル/パルプトナチュラル)

「COE」受賞コーヒーを飲みたい(買いたい)

その年の「COE受賞のコーヒーを飲んでみたい」という方も多いと思います。

ACEの公式サイトでCOEの過去の受賞コーヒーや農園、落札者などが閲覧できるのですが、日本の企業や業者がかなり落札しています。すなわち、日本ではこのCOE受賞のコーヒー豆を手に入れるチャンスも多いということです。

当店でも、過去にCOE受賞経験のある農園のコーヒー豆を取り扱っていたこともあります。ただ通常のスペシャルティと比べても少々高額にはなりますので数量限定での販売しておりました。

落札者の中にはネットで生豆の通信販売をしている業者などもおりますので、飲んでみたいと思った方はネットで「COE」「カップオブエクセレンス」と検索すると現状、購入できる豆通販サイトやショップなどの情報も出てきますので活用するとよいと思います。

まとめ

「COE」のような品質の評価システムがあることによって全体的なコーヒー生産の品質が向上することは非常に良いことだと思います。
ワインの市場のように様々なコンテストがあり、様々な評価を受けた銘柄が生まれ、消費者も多種多様な楽しみ方ができ、生産者の生活も向上するということ、すなわちコーヒーの市場自体が活性化していくことは私自身の商売も含めて喜ばしいことだと思います。

 

ただし、品質の高いコーヒーが全てだとは思いません。

私自身、出先では手軽にコーヒーを飲みたいときはコンビニのコーヒーも利用しますし、たまにインスタントを飲む機会があれば意外と美味しいと感じることもあります。手軽に飲める安価なコーヒーも、満を持してのむ高価なコーヒーも含めて、その時の状況や気分に合わせて楽しめるのもコーヒーの大きな魅力だと思っています。

ただ一言にコーヒーといっても様々なあじわいがあり楽しみ方があるということをできるだけ多くの方に知ってもらいたいと思います。