アウトドアでコーヒー淹れてみた話

最近、キャンプブームもあり久々にアウトドア熱が個人的に上がってきました。
20代の頃にBBQ用品(椅子、テーブル、コンロなど)はいろいろ買い漁りはしたもののテントや寝袋などキャンプまでは至りませんでしたが…

お店を開いて約3年経ち、少し気持ち的にも余裕が出てきたせいか、最近はキャンプなどのアウトドアに興味津々で雑誌をみたり、通販サイトでグッズを眺めたりする時間が増えてきました。

キャンプやアウトドアの動画もよく視るのですが、けっこうみなさんコーヒーはだいたいドリップパックで淹れていますね。

ドリップパックも手軽で良いですが、できれば最高のロケーションで挽きたてのコーヒー豆をハンドドリップして淹れたら、それはもう最高のコーヒータイムになるのではないだろうか?と思い実際に道具を選んで実践してみましたので興味のある方は参考にしてみてください。

ドリップパックやインスタントでももちろんコーヒーは楽しめますが、豆を挽き丁寧にドリップするというプロセスも含めてコーヒーを楽しんでもらえるといいなと思っています。

あくまで一人(ソロ)で楽しむための器具を選んでます。

アウトドアコーヒーのための器具選び

必要な器具

正直な話、ある程度の器具はそのままアウトドアに持って行って使用できますが、せっかくなので出来る限りアウトドア仕様の商品を揃えたいと思います。

一般的にコーヒーを淹れるために必要な道具としては…

  • 計り(豆の量、重さを計る)
  • コーヒーミル(豆を挽く)
  • ドリッパーなど(抽出器具)
  • サーバー(抽出液の量を計る)
  • ドリップポット(お湯を注ぐ)

※今回はグランピングで電気ケトルが有ったためお湯を沸かす道具は省略しています。

上記のような器具が必要になるのですが、さすがに「計り」をアウトドアに持っていくのもアレなので 使い慣れたメジャースプーン(すりきりで約10g)で代用します。豆の種類や焙煎度によって若干異なりますが間隔でおおよそ計量できるので。

問題は「サーバー」です。普段はカリタの耐熱ガラスサーバーを使用していますが、さすがにガラス製品をアウトドアに使用するのは運搬が怖いので却下。耐熱プラスチックの計量カップなども検討したのですが保温性が不安。
結局、毎回一杯分のドリップということでステンレスマグカップを直接サーバー替わりにすることにしました。

ということで、今回アウトドア用に用意したのは以下の3つです。

  • 手挽きコーヒーミル
  • ドリッパー(2種類)
  • ドリップポット

手挽きコーヒーミル

挽いた状態で豆を持っていけば楽ですが、コーヒー豆は挽いた後に風味の劣化が加速します。
コーヒーは挽きたてを淹れるのが一番良いので、手挽きコーヒーミルを一番最初に用意しました。

ポーレックス コーヒーミル2ミニ
以前から評判などを見て気になっていたモデルで、サイズも2種類あるのですがあえて携帯性なども踏まえてミニのほうを選びました。容量20gまでなので一人用で考えれば十分なサイズです。
実際に挽いてみると20g挽くのにそれほど時間もかからずスムーズに挽けますのでオススメです。

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http://www.porlex.co.jp/

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ドリッパー

ドリッパー、アウトドアで検索するといろいろ出てきますね。その中でもとりあえず気になった2点を購入しました。
(他にも気になるドリッパーがあるので購入したらレポートします)

リバーズ ポアオーバーセット
こちらはシリコン素材のドリッパーでリバーシブルで使用できるモデル。リブ(ドリッパー内の突起)の形状が現在使用しているドリッパーに比較的近いので普段とあまり変わらないドリップができるかな?と思い購入しました。
カラーバリエーションも豊富です。ペーパーフィルターを使用します。
普段からハリオやコーノなどの円錐ドリッパーを使用している方なら、比較的近いニュアンスで淹れられるのでオススメです。難点としてはカップの中が見えないので度々持ち上げて容量を確認する必要がありました。

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モンベル O.D.コンパクトドリッパー

ポップアップテントみたいに折りたためるナイロンメッシュ素材のドリッパーです。
ペーパーフィルターを使用しないタイプなので、油脂分や微粉は普通にコーヒーに抜けます。
下の輪っかに枝や箸を通して容器(サーバー)の上にのせてドリップするのですが思ったよりサイズが大きく、マグカップの上には乗りませんでした。
クッカーやコッヘルなどの上なら大丈夫だと思います。

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モンベル(mont‐bell) O.D.コンパクトドリッパー4 1124538

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ドリップポット

ドリップポットは悩みましたがそれでも普通のケトルの注ぎ口では思うようにドリップもできないので、お店でセルフドリップやワークショップの際に使用する小型(350cc)のドリップポットを使用しました。
ケトルで沸騰させたお湯をドリップポットに入れ替えることにより湯温も90~95℃くらいに落ち着きます。

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揃えてみるとこんな感じです。

余談ですが、ドリップする際に抽出が終わったドリッパーを一時的に乗せるカップも必要です。
あるあるなんですが、いざドリップしてみて抽出が終わったドリッパーの置き場に困ることがあるので紙コップなどでもOKなので忘れないようにしましょう。

夕方と早朝に実際に淹れてみた

今回、一泊のグランピングでしたので夕方と早朝に一杯ずつ実施。モンベルのドリッパーはマグカップに乗らなかったので今回は両方ともリバーズのドリッパーでドリップしてみました。

夕方には深煎りのグァテマラ、早朝には浅煎りのコロンビアを。

結果的に毎日お店で数十杯淹れている環境とはすべて異なるので単純比較はできませんが、リバーズのドリッパーは普段使用しているKONOのドリッパーと比べると抜けはやや早めですが普段円錐ドリッパーを使用している方ですと比較的普段に近い感覚でドリップができると思います。

アウトドア用のコーヒーグッズはたくさんありますので今後気になったものを購入して試してみようと思います。

アウトドアグッズでハンドドリップしてみました
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