販売員のころに毎日のようにテレビやレコーダーの不具合の問い合わせを受けましたが中にはカンタンな理由のものも数多くありました。まずは基本的な配線の抜けや緩み、リモコンなら電池切れなども確認しましょう。
テレビの電源を入れても、受信できませんという表示が出る場合は基本的に配線が抜けてたりアンテナに異常があったりとテレビが原因では無いケースが多いです。もしほかのテレビが映るようであればテレビの裏の配線が抜けていたりしないか確認してみましょう。
テレビの電源が入らない場合、意外と多いのがテレビの主電源が切れているケースがあります。最近のテレビは主電源がテレビの横や上についていたりパッと見わからないようになってます。普段リモコンで電源オンオフしている場合、主電源が切れているとリモコンで電源オンしてもテレビが付かないために故障と思ってしまうケースが多いです。
しかし、電源ランプなどが点滅している場合は故障の可能性が高いので修理の依頼をした方が良いですね。
音が出て画面が出ない場合は液晶パネルの不具合かバックライトが切れてしまっている可能性が高いです。この症状の場合はほぼ故障の可能性が高いです。
リモコンが効かない場合、普通はリモコンの不具合を疑いがちですが稀にテレビの受信部の不具合のケースがあります。その場合簡単に自分でリモコンの故障診断ができる方法があります。リモコンの先に赤外線を発する部分があり、リモコンのボタンを押すとここから信号が赤外線で出るのですが通常は目に見えません。しかし、携帯電話のカメラやデジカメの画面越しに見ると赤外線が見えるようになりますので、リモコンの発光部を正面から携帯電話のカメラでのぞきながらリモコンのボタンを押して発光部が光って見えればリモコンは正常に動作しています。
ソニー特有のリモコンで赤外線ではなく無線方式のリモコンがあります。特徴としてはテレビに向けなくても使えるという便利なリモコンなんですが、テレビと接続設定をする必要があります。通常は初期設定時に接続設定をしてあるのですが、電池を外すと再度設定しないとならないので電池交換した後に使えなくなったと思ってしまうケースがあります。この場合は取扱い説明書の通りに再設定が必要です。